徒歩と、早く復活した都営で帰宅出来、私も家族も無事です@板橋区。ライフラインや買い物は全く問題ないです。心配して下さった方ありがとうございました。
家の中は、マンションの上の方だったため横揺れが激しく、テレビと茶碗が割れてしまいました…あとマンションのエントランスに地割れがしてて余震が怖い。
それにしても、ついった激しく便利でしたね、親にもアカウント作って貰おうと思います。
暖房なしで節電がんばってます。ウォシュレットもコンセント抜いたのでお尻冷たいー
海から輸送はどうだろ?という書き込みをどっかで見たのですが
受けるほうは、仙台港が使えない場合、常陸那珂、八戸などが候補ですが、八戸港自体も、そこからの陸送もきつそう。映像で見る限り常陸那珂港も全く使えないと思います。報道が比較的少ないですが、茨城も6の直撃を受けてるので…人が上に登って操作するので、見た目立ってても、微妙に傾いていると稼動は無理っす。じゃあ苫小牧…うーん
どっちにしろ、津波の恐れのあるうちは難しいです
東京港も、私の判る範囲(コンテナ)ですと、クレーンの損傷・脱輪などで船の積み下ろしが全く出来ない箇所が多く、復旧作業中です。送る側は横浜が大丈夫ならそこから、だめなら静岡以西になるかと。
阪神淡路大震災の時、神戸港では、岸壁・クレーンの破損、復旧まで2週間でしたので、常磐道の復旧の方が早いかもしれません…。
自衛隊の小型で強くて沢山積めるなんかすごい船が揚げてくれたら別かなあ。
2011年03月13日
2011年01月15日
まおゆう周辺(自分用ブクマ)
祝書籍化!
でも好きなシーンは青年商人と公女のとこなので、
最後まで出てから纏めて買おう
「魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」」は
まだ読んだことなくてロト3部作好きな人にはすごいおすすめです
http://maouyusya2828.web.fc2.com/
話題になってからいろいろ言われてるのを楽しみたい場合は
短く(時間ない人向け)
Togetter - 「「まおゆう」って何が面白いの?」
http://togetter.com/li/22166
長く(釣られたい人向け)
まおゆうはなぜ批判されるべきなのか1:意見のまとめ
http://blog.livedoor.jp/taitiro/archives/1159362.html
まおゆうはなぜ批判されるべきなのか2:イデオロギーとしての「まおゆう」
http://blog.livedoor.jp/taitiro/archives/1159496.html
↑個人的には、まおゆうはFFDQ板の「FF・DQの理不尽な点を強引に解釈するスレ」の
最高傑作みたいな面もあって、よくぞあのもともと不条理な精霊ルビス様をうまいこと
解釈したなーって点も評価されてると思うんだけど
小杉さんには「もともと不合理なドラクエに合理的な解釈をつける遊び」って
意味での「同人」の視点が皆無なので、たぶん同人誌書いたり読んだりしない方なんだろうなーと思います。そこをツッコミたくなるので、私はDQに関してはかなり原作厨なのかも。
しかしそれ以外の部分、議論の整理とかはとてもおもろいです。
それにしても、腐的にはまおゆうという略し方には非常に抵抗がある。
逆じゃないのか?
あと関係ないけど
DQ5かサマルトリア王子のが好きなら、とんぼ先生をぜひ
http://www5.ocn.ne.jp/~tonnbo/
でも好きなシーンは青年商人と公女のとこなので、
最後まで出てから纏めて買おう
「魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」」は
まだ読んだことなくてロト3部作好きな人にはすごいおすすめです
http://maouyusya2828.web.fc2.com/
話題になってからいろいろ言われてるのを楽しみたい場合は
短く(時間ない人向け)
Togetter - 「「まおゆう」って何が面白いの?」
http://togetter.com/li/22166
長く(釣られたい人向け)
まおゆうはなぜ批判されるべきなのか1:意見のまとめ
http://blog.livedoor.jp/taitiro/archives/1159362.html
まおゆうはなぜ批判されるべきなのか2:イデオロギーとしての「まおゆう」
http://blog.livedoor.jp/taitiro/archives/1159496.html
↑個人的には、まおゆうはFFDQ板の「FF・DQの理不尽な点を強引に解釈するスレ」の
最高傑作みたいな面もあって、よくぞあのもともと不条理な精霊ルビス様をうまいこと
解釈したなーって点も評価されてると思うんだけど
小杉さんには「もともと不合理なドラクエに合理的な解釈をつける遊び」って
意味での「同人」の視点が皆無なので、たぶん同人誌書いたり読んだりしない方なんだろうなーと思います。そこをツッコミたくなるので、私はDQに関してはかなり原作厨なのかも。
しかしそれ以外の部分、議論の整理とかはとてもおもろいです。
それにしても、腐的にはまおゆうという略し方には非常に抵抗がある。
逆じゃないのか?
あと関係ないけど
DQ5かサマルトリア王子のが好きなら、とんぼ先生をぜひ
http://www5.ocn.ne.jp/~tonnbo/
タグ:まおゆう
2010年07月06日
第17回 アーバンコンピューティングシンポジウム『3D映像のハイブリッドデザイン』
第17回 アーバンコンピューティングシンポジウム『3D映像のハイブリッドデザイン』
http://www.urbancomputing.org/
ってのに行ってきました。
お茶と鉛筆つきでしたw
内容はつべにあるので
http://www.youtube.com/watch?v=QHJQdvOSGTo
詳しいレポートはしないとして自分の気になったことをメモ。
第一部
安藤幸央さんのお話。
安藤さんが紹介されていた、最初とヤマ場で視差を強く(超立体にみえるでしょでしょって感じの映像てことかな)すべしというPixarのノウハウが興味深かった。
最初は掴みはOKのために派手に、あとはサビなど緊張する場面に使用するくらいが効果的、それ以上だとストレスになるかも、だそうで
なぜまだ人間が3Dとか見て疲れるのかは、単純に眼鏡が重いwのと、
例えば2つのカメラで撮ると、理論的には2つの目で見てると同じだけど、カメラの場合はレンズフレア(あの太陽写すと六角形が写るアレ)片方にだけ起こったりするため、
本当に立体視じゃないぞ、左右違うぞって脳が気付いてしまうポイントがあるから
森山朋絵さんのお話。
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/112/
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/cyberarts/
S3D(いわゆるCGの3Dのと区別するために、ステレオスコピック3Dと呼んだりするそうな。アバターみたいな奥行き&飛び出すやつ)は
何度か繰り返し流行してきた、と
そういえばつくば万博で見たような気がする…と思いました。あとキャプテンEO!安藤さんもおっしゃってたけど1年間またTDLでやってるので見に行きたいなー
んで30年前に流行ったときは、むしろ肉体感覚を取り戻すために裸眼立体視のほうへ行ったと。
そういえば同人誌の世界も、2000年頭くらいにWebサイト派と印刷派のむちゃくちゃ仲悪い時期があったなーとかいう細かい話ではなく;
えーと、多分コンテンツ主導で技術が進むか、アーキテクチャによって新しい作品が生まれるのか、って対立の一環なのだと思いました
望まない技術を開発する人はいないだろうし、しかしiPhoneで生活変わるってこともあるだろうし、鶏と卵なんですかね
時間方向に奥行きを撮ろう、ってした再撮影プロジェクトという作品もあって、50年前の写真と同じ場所を撮ってるんですが、こういうのは写真がGPS情報を持てるようになったら違うアプローチが出来そう
あと森山さんが紹介されてた作品で、画集でよく「キャンパス・油彩」とか書いてある箇所に、
「アップル・マッキントッシュ」って書いてあるのが衝撃でした
当時はWinで絵は描けなかったであろうと思いますが
今、窓でフォトショCSで描いてたらなんと表記されるんだろ…
第二部
第一の感想は「みなさん無茶振り対応スキルはんぱねぇな」ってことです…
森野和馬さんのお話は、S3Dはクリエイターとしても面倒、というか職業病ならではの症状もあって、1/30秒の細かい左右のズレに気付けてしまうときがある、というのが印象的でした
今後、家庭でもガンガン見られるようになって、発達していくまでには、そういう職人芸が今の不自然さを埋める過渡期があるんじゃないかと思えて。
平野啓一郎さんのお話では、すこしDAWNから離れて、アイデンティティの話になった所がとても面白かったです。
防犯カメラが増えるの、どっか悪いことがあるのかしら、別にやましいことしてねーし、と思ってたんですが、監視されてるのが悪いんじゃなくて、今はその蓄積された結果を警察が恣意的に選んで証拠に出来るから問題なんですね。警察じゃなくても、どっか一個にだけそれが出来るのが危険。散影は、全員が取捨選択出来ることでバランスが取れる提案という訳です。これも私にとっては新しい知見でした…。
現代の裁判で裁かれるものと、「月蝕」の異端審問との違いは、前者が行為を問題にするのに対し、中世では自分の存在、どういう人間かを弁明しなくてはならない。小説ってのも全力で自分は何者って言葉をつくすことだと平野さんが仰っていますが、それだから逆に分人って発想に行き着くんだなーと。
DAWN 3Dに関連してキュビズムの話になったところで、私はキュビズムって画家が、その対象のいろんな表情をいっぺんに描いちゃえ、ってなってああなってると思っていたのですが、実は対象のほうが持ってる色々なもの、DAWNで言う分人が現れてきて、モンタージュのようになってる、と。森野さんは平野さんが言った訳ではなく霊感でw悟ってあの映像を作られたそうですが、この解釈にとても納得させられました。
中西泰人先生。
展示のDAWN 3Dの一部、3D眼鏡を取りにいくと、その人の影が作品に写りこみ、その影に無限に背景がつく…という仕掛けがあるのですが、
実際MOMAで見に行かれた人でも自分が写り込んでいることに気付いた人が少なく、しかしそこに居合わせた他人にはまなざされていた、というくだりがすごい、と思いました。
監視って、自分でされてるなーってわからないものですものね。
ここまでは、実は映像はシンポジウム中で見せて頂けたので、行かなくても良かったのかなと思っていたのですが、それを聞いて行かなかったのを大後悔しました…w
このあと会場であるパナソニックセンターで、最新のモニタでデモを見せて頂く。
平野さんが仰ってた、寝転がってもS3Dに見えるのか、を実験したかったんですが、私はどうも三半規管が弱いのかなんなのか、画面の端が視界に入るとちょっと酔ったので、試せませんでしたw
時々1秒くらい暗くなるのはなんでだろう?
たぶんここのモニターが悪いのじゃ無いと思いますので、私が結構極端なガチャ目(左0.4、右0.01)何かの都合で連続して右になったとき暗く感じたりするのかな?あの眼鏡はすごい速さで左右切り替えるものだそうで…
…しかし服装チェックだけは忘れなかったミーハーでピー子なわたし。
つべであんま見えないのでこれも自分用に書いとこう
森野さんのジーンズすげぇ可愛かったのですよ
ウサギ柄のジーンズって初めて見た。CUNEみたいのじゃなく、
全体に赤の三月ウサギ柄が。
シャツは和柄ぽい鳥さん。何の鳥かはわかんなかった。そしてTシャツが3D(!)、スニーカー銀色。かっこよすぎる。
国際フォーラムのショパンの時の平野さんのロングカーデといい、
これはいったいどういう人が着るんだろう、と思った服は
小説家やクリエイターのよそゆきだということがわかりましたw
中西先生は、素敵な眼鏡男子でいらっしゃいました。じつに夕方から研究室に顔を出す格好、ぽいのですが、それがまたよかったですv
自分はレガシーなシステムの保守SEなので、直接仕事にかかわる分野ではないのですが、今後業務用のPCの画面も、下でがっちりがんばってるタスクトレイから解き放たれていくのかもしれないなあ、と思いました。背後にあるウインドウは背景になってるほうが人間は作業しやすいんじゃないかなと。最小化したら遠く(に見える)とこへ移動して、遠いけどそこそこ鮮明で、使うときは遠くにあるものに手を伸ばして引き寄せることが出来るイメージ。うー、でもバリバリとレンダリングさせると単価上がって稟議通らないなー。iPhoneが指でスライドのストレス少なくするためにカーネルレベルからごにょごにょしてるつくり、あれが一般的になっていくのかな。DSでも綺麗なんだし。その頃は家のテレビも3Dかなー。
http://www.urbancomputing.org/
ってのに行ってきました。
お茶と鉛筆つきでしたw
内容はつべにあるので
http://www.youtube.com/watch?v=QHJQdvOSGTo
詳しいレポートはしないとして自分の気になったことをメモ。
第一部
安藤幸央さんのお話。
安藤さんが紹介されていた、最初とヤマ場で視差を強く(超立体にみえるでしょでしょって感じの映像てことかな)すべしというPixarのノウハウが興味深かった。
最初は掴みはOKのために派手に、あとはサビなど緊張する場面に使用するくらいが効果的、それ以上だとストレスになるかも、だそうで
なぜまだ人間が3Dとか見て疲れるのかは、単純に眼鏡が重いwのと、
例えば2つのカメラで撮ると、理論的には2つの目で見てると同じだけど、カメラの場合はレンズフレア(あの太陽写すと六角形が写るアレ)片方にだけ起こったりするため、
本当に立体視じゃないぞ、左右違うぞって脳が気付いてしまうポイントがあるから
森山朋絵さんのお話。
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/112/
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/cyberarts/
S3D(いわゆるCGの3Dのと区別するために、ステレオスコピック3Dと呼んだりするそうな。アバターみたいな奥行き&飛び出すやつ)は
何度か繰り返し流行してきた、と
そういえばつくば万博で見たような気がする…と思いました。あとキャプテンEO!安藤さんもおっしゃってたけど1年間またTDLでやってるので見に行きたいなー
んで30年前に流行ったときは、むしろ肉体感覚を取り戻すために裸眼立体視のほうへ行ったと。
そういえば同人誌の世界も、2000年頭くらいにWebサイト派と印刷派のむちゃくちゃ仲悪い時期があったなーとかいう細かい話ではなく;
えーと、多分コンテンツ主導で技術が進むか、アーキテクチャによって新しい作品が生まれるのか、って対立の一環なのだと思いました
望まない技術を開発する人はいないだろうし、しかしiPhoneで生活変わるってこともあるだろうし、鶏と卵なんですかね
時間方向に奥行きを撮ろう、ってした再撮影プロジェクトという作品もあって、50年前の写真と同じ場所を撮ってるんですが、こういうのは写真がGPS情報を持てるようになったら違うアプローチが出来そう
あと森山さんが紹介されてた作品で、画集でよく「キャンパス・油彩」とか書いてある箇所に、
「アップル・マッキントッシュ」って書いてあるのが衝撃でした
当時はWinで絵は描けなかったであろうと思いますが
今、窓でフォトショCSで描いてたらなんと表記されるんだろ…
第二部
第一の感想は「みなさん無茶振り対応スキルはんぱねぇな」ってことです…
森野和馬さんのお話は、S3Dはクリエイターとしても面倒、というか職業病ならではの症状もあって、1/30秒の細かい左右のズレに気付けてしまうときがある、というのが印象的でした
今後、家庭でもガンガン見られるようになって、発達していくまでには、そういう職人芸が今の不自然さを埋める過渡期があるんじゃないかと思えて。
平野啓一郎さんのお話では、すこしDAWNから離れて、アイデンティティの話になった所がとても面白かったです。
防犯カメラが増えるの、どっか悪いことがあるのかしら、別にやましいことしてねーし、と思ってたんですが、監視されてるのが悪いんじゃなくて、今はその蓄積された結果を警察が恣意的に選んで証拠に出来るから問題なんですね。警察じゃなくても、どっか一個にだけそれが出来るのが危険。散影は、全員が取捨選択出来ることでバランスが取れる提案という訳です。これも私にとっては新しい知見でした…。
現代の裁判で裁かれるものと、「月蝕」の異端審問との違いは、前者が行為を問題にするのに対し、中世では自分の存在、どういう人間かを弁明しなくてはならない。小説ってのも全力で自分は何者って言葉をつくすことだと平野さんが仰っていますが、それだから逆に分人って発想に行き着くんだなーと。
DAWN 3Dに関連してキュビズムの話になったところで、私はキュビズムって画家が、その対象のいろんな表情をいっぺんに描いちゃえ、ってなってああなってると思っていたのですが、実は対象のほうが持ってる色々なもの、DAWNで言う分人が現れてきて、モンタージュのようになってる、と。森野さんは平野さんが言った訳ではなく霊感でw悟ってあの映像を作られたそうですが、この解釈にとても納得させられました。
中西泰人先生。
展示のDAWN 3Dの一部、3D眼鏡を取りにいくと、その人の影が作品に写りこみ、その影に無限に背景がつく…という仕掛けがあるのですが、
実際MOMAで見に行かれた人でも自分が写り込んでいることに気付いた人が少なく、しかしそこに居合わせた他人にはまなざされていた、というくだりがすごい、と思いました。
監視って、自分でされてるなーってわからないものですものね。
ここまでは、実は映像はシンポジウム中で見せて頂けたので、行かなくても良かったのかなと思っていたのですが、それを聞いて行かなかったのを大後悔しました…w
このあと会場であるパナソニックセンターで、最新のモニタでデモを見せて頂く。
平野さんが仰ってた、寝転がってもS3Dに見えるのか、を実験したかったんですが、私はどうも三半規管が弱いのかなんなのか、画面の端が視界に入るとちょっと酔ったので、試せませんでしたw
時々1秒くらい暗くなるのはなんでだろう?
たぶんここのモニターが悪いのじゃ無いと思いますので、私が結構極端なガチャ目(左0.4、右0.01)何かの都合で連続して右になったとき暗く感じたりするのかな?あの眼鏡はすごい速さで左右切り替えるものだそうで…
…しかし服装チェックだけは忘れなかったミーハーでピー子なわたし。
つべであんま見えないのでこれも自分用に書いとこう
森野さんのジーンズすげぇ可愛かったのですよ
ウサギ柄のジーンズって初めて見た。CUNEみたいのじゃなく、
全体に赤の三月ウサギ柄が。
シャツは和柄ぽい鳥さん。何の鳥かはわかんなかった。そしてTシャツが3D(!)、スニーカー銀色。かっこよすぎる。
国際フォーラムのショパンの時の平野さんのロングカーデといい、
これはいったいどういう人が着るんだろう、と思った服は
小説家やクリエイターのよそゆきだということがわかりましたw
中西先生は、素敵な眼鏡男子でいらっしゃいました。じつに夕方から研究室に顔を出す格好、ぽいのですが、それがまたよかったですv
自分はレガシーなシステムの保守SEなので、直接仕事にかかわる分野ではないのですが、今後業務用のPCの画面も、下でがっちりがんばってるタスクトレイから解き放たれていくのかもしれないなあ、と思いました。背後にあるウインドウは背景になってるほうが人間は作業しやすいんじゃないかなと。最小化したら遠く(に見える)とこへ移動して、遠いけどそこそこ鮮明で、使うときは遠くにあるものに手を伸ばして引き寄せることが出来るイメージ。うー、でもバリバリとレンダリングさせると単価上がって稟議通らないなー。iPhoneが指でスライドのストレス少なくするためにカーネルレベルからごにょごにょしてるつくり、あれが一般的になっていくのかな。DSでも綺麗なんだし。その頃は家のテレビも3Dかなー。
2009年11月07日
テクマクジャンクション 2009/11/3 インストアライブ
テクマクジャンクション『ソクラの憂鬱〜アニメ「セナトレック楯」主題歌〜』
発売記念スペシャルイベント
http://ishimaru.jp/event/16015037/
へ行ってきました
このイベントの特典は握手と
↓サイン入りポスターでした

セトリ
1.ソクラの憂鬱
2.永遠のシェルター
MC
3.エターナル・ウィンド
4.魂のルフラン
MC
5.ソクラの憂鬱
第2シーズンの途中から見始めたのですが、美女木ジャンクションのイベントには行きそびれたので、これは予約して行ってきました♪
余談ですが石丸イベントのサイトの説明はあまりわかりやすくないので、電話で問い合わせがおすすめです。
衣装を忘れたとのことでw、説明に来たADさん?へ何か一発芸して、と野次が飛び、桂南なん(?違うかも)師匠がうどんを食べる真似、をしてくれました。この無茶振りに対応出来るアドリブ力、パねぇっす。見習いたいと思いました。
5分強押しでめでたく開始。
当たり前ですが、あの衣装そのままで、キャー本物!といきなり大興奮
テレビと違うなぁと思ったのは、思ったより2人の身長差が大きく感じて、そこに萌えたことと、坪木ちゃんのガーターベルトがアニメちっくなのに思いのほかやらしいことw普段は何が絶対領域だよ、と大根足の私は思っているのですが、かわいい人はやっぱ膝のちょっと上も可愛いすねv
このデビュー曲であるソクラの憂鬱には、途中で台詞があって、波動砲みたいなもんに撃たれるのですが、そこで観客全員が一緒に倒れるお約束が既にあります。シーズン3中の12時間ライブで放送された時は大竹さんとCHARAさんもやりたいと言ってたその演出に参加できて超楽しかったです。もう台詞が始まったら構えはじめるw
MCで、コートを預かってて家に忘れたのは坪木ちゃん、と反省のことば。昔メイド喫茶へ行きたくて連れていってもらった、と坪木ちゃんが話しはじめて、ライブの時間が押していたので途中で終わっちゃったのですが、佐々木さんに、「続きはブログで。そうするとブログも見てもらえるでしょ?そういうやりかたがあるの」ってたしなめられてて可笑しかった。坪木ちゃんが佐々木さんにほどよく放置され、ほどよくフォローされるMCはバランスがよくて和みます。
しかしブログにもその話はなく、オチを結局聞かずじまいなので、そのうち教えて貰いたいもんです。
エターナル・ウィンドと魂のルフランで思ったのは、佐々木さんの高音がすごい、ってことです。超高音で、声を張ってて、ファルセット使ってない時の声というか……高音が柔らかいまま、綺麗だけど、でも癖がある、珍しいパターンの声ですね。この謎高音は、超意外だけど実は氷室京介が近いかもしれない。
佐々木さんは自分で、声は自分に与えられた唯一の恩寵みたいなことを言ってて、いや顔も身長も恵まれてると思うんだけど……とその時は思ったのですが、生で聴くとそう言いたくなるのもわかりますね。これはギフトと訓練の賜物のプロって感じ。
坪木ちゃんは、2回歌詞が飛んで、Yori先生にマジ切れされそうwwと心配になったのですが、忘れ物してテンパってたのかなー
しかしCDと一緒だったらライブに行く意味ないわけで、間違えて悔しいって顔もかわゆかった……あと、間違えた後よけい声が伸びるのも興味深いすね。貴重なもの見た感が嬉しいです。
第3シーズンは、小嶋ちゃんがはずれる辺りからデキレースなんじゃ、と思って観てたのですが、実は先に決まってるの坪木ちゃんじゃなくて佐々木さんのほうだったんじゃないかしら……と勝手に穿った想像をしたくなりました。だって容姿のバランスといい、ハモリ素敵杉なとこといい、しっくりハマタなんだもんな……実際決定したから、そう思うのかなあ
ラスト、ソクラの憂鬱もう一回の前に、佐々木さんが「ヌーカ砲で倒れたら、テクマクジャンクション好きと認めます」wwwと。坪木ちゃんも佐々木さんも、ネタで傲慢発言してもなんか申し訳なさそうなとこが笑えるwwばっちりもう一回倒れてきました。
握手のとき、一緒に行った人にきいた会話
マイ連れ「アルバム楽しみにしてます」
佐々木氏「当然です!」
なんだその受け答えwww
既に何十人と握手してたんで、わけわかんなくなってたんでしょうねw
2人とも両手でぎゅっとしてくれて、感激しました。あと坪木ちゃんはステージでは派手に見えるのに、傍で見たらあんま化粧濃くなかった……若いっていいなあ。
しかしSMEさんははやくマネージャーさんをつけて、メンバーが自分でコートを持ち歩かないでいいようにするべき思います。忘れ物するの、坪木ちゃんじゃなくて会社が悪いっしょ。お歌に集中させてあげてほしいよー
発売記念スペシャルイベント
http://ishimaru.jp/event/16015037/
へ行ってきました
このイベントの特典は握手と
↓サイン入りポスターでした
セトリ
1.ソクラの憂鬱
2.永遠のシェルター
MC
3.エターナル・ウィンド
4.魂のルフラン
MC
5.ソクラの憂鬱
第2シーズンの途中から見始めたのですが、美女木ジャンクションのイベントには行きそびれたので、これは予約して行ってきました♪
余談ですが石丸イベントのサイトの説明はあまりわかりやすくないので、電話で問い合わせがおすすめです。
衣装を忘れたとのことでw、説明に来たADさん?へ何か一発芸して、と野次が飛び、桂南なん(?違うかも)師匠がうどんを食べる真似、をしてくれました。この無茶振りに対応出来るアドリブ力、パねぇっす。見習いたいと思いました。
5分強押しでめでたく開始。
当たり前ですが、あの衣装そのままで、キャー本物!といきなり大興奮
テレビと違うなぁと思ったのは、思ったより2人の身長差が大きく感じて、そこに萌えたことと、坪木ちゃんのガーターベルトがアニメちっくなのに思いのほかやらしいことw普段は何が絶対領域だよ、と大根足の私は思っているのですが、かわいい人はやっぱ膝のちょっと上も可愛いすねv
このデビュー曲であるソクラの憂鬱には、途中で台詞があって、波動砲みたいなもんに撃たれるのですが、そこで観客全員が一緒に倒れるお約束が既にあります。シーズン3中の12時間ライブで放送された時は大竹さんとCHARAさんもやりたいと言ってたその演出に参加できて超楽しかったです。もう台詞が始まったら構えはじめるw
MCで、コートを預かってて家に忘れたのは坪木ちゃん、と反省のことば。昔メイド喫茶へ行きたくて連れていってもらった、と坪木ちゃんが話しはじめて、ライブの時間が押していたので途中で終わっちゃったのですが、佐々木さんに、「続きはブログで。そうするとブログも見てもらえるでしょ?そういうやりかたがあるの」ってたしなめられてて可笑しかった。坪木ちゃんが佐々木さんにほどよく放置され、ほどよくフォローされるMCはバランスがよくて和みます。
しかしブログにもその話はなく、オチを結局聞かずじまいなので、そのうち教えて貰いたいもんです。
エターナル・ウィンドと魂のルフランで思ったのは、佐々木さんの高音がすごい、ってことです。超高音で、声を張ってて、ファルセット使ってない時の声というか……高音が柔らかいまま、綺麗だけど、でも癖がある、珍しいパターンの声ですね。この謎高音は、超意外だけど実は氷室京介が近いかもしれない。
佐々木さんは自分で、声は自分に与えられた唯一の恩寵みたいなことを言ってて、いや顔も身長も恵まれてると思うんだけど……とその時は思ったのですが、生で聴くとそう言いたくなるのもわかりますね。これはギフトと訓練の賜物のプロって感じ。
坪木ちゃんは、2回歌詞が飛んで、Yori先生にマジ切れされそうwwと心配になったのですが、忘れ物してテンパってたのかなー
しかしCDと一緒だったらライブに行く意味ないわけで、間違えて悔しいって顔もかわゆかった……あと、間違えた後よけい声が伸びるのも興味深いすね。貴重なもの見た感が嬉しいです。
第3シーズンは、小嶋ちゃんがはずれる辺りからデキレースなんじゃ、と思って観てたのですが、実は先に決まってるの坪木ちゃんじゃなくて佐々木さんのほうだったんじゃないかしら……と勝手に穿った想像をしたくなりました。だって容姿のバランスといい、ハモリ素敵杉なとこといい、しっくりハマタなんだもんな……実際決定したから、そう思うのかなあ
ラスト、ソクラの憂鬱もう一回の前に、佐々木さんが「ヌーカ砲で倒れたら、テクマクジャンクション好きと認めます」wwwと。坪木ちゃんも佐々木さんも、ネタで傲慢発言してもなんか申し訳なさそうなとこが笑えるwwばっちりもう一回倒れてきました。
握手のとき、一緒に行った人にきいた会話
マイ連れ「アルバム楽しみにしてます」
佐々木氏「当然です!」
なんだその受け答えwww
既に何十人と握手してたんで、わけわかんなくなってたんでしょうねw
2人とも両手でぎゅっとしてくれて、感激しました。あと坪木ちゃんはステージでは派手に見えるのに、傍で見たらあんま化粧濃くなかった……若いっていいなあ。
しかしSMEさんははやくマネージャーさんをつけて、メンバーが自分でコートを持ち歩かないでいいようにするべき思います。忘れ物するの、坪木ちゃんじゃなくて会社が悪いっしょ。お歌に集中させてあげてほしいよー
タグ:テクマクジャンクション
2009年10月21日
ジャンル「魂に金継ぎが入ってる話」
そんなジャンルは多分無くて、自分が勝手に呼んでて、しかも陶芸関係ないのですが、最近よしながふみの「大奥」の5巻にあまりにも感動して思い出したので、メモしとこうと思います。
その筆頭は長らく水村美苗の「續明暗」(絶版。復刊ドットコムの通販はここ)でした。
これは完璧すぎるパスティーシュで夏目漱石の「明暗」の続きを書いた作品で、すげー面白いし、どうやら評判もいいです。
勝手に続きを書くというジャンルでは、有名どころではアレクサンドラ・リプリーの「スカーレット」はえらいこと酷評されてますが、普通はそういうもんじゃないかと思います。まああれは「風と共に去りぬ」が一応ちゃんと終わってるから余計ハードル上がってて、そこまで言うほどダメじゃないと思うのですが……
續明暗は、漫画で言うとルードヴィッヒ・Bの続編みたいなものです。(MWはあれで完結な割には「えーっ」ですが、手塚御大が言うなら仕方ないかな……なんかシューベルトも「第7番の没はわざとだお!」って言ってた説が主流らしいですね)
「明暗」は、おそらく誰が見ても「えーっここで?!」と言うであろう箇所で漱石が亡くなっているので、続・明暗は歓迎だったんだけど、いざ「續明暗」を手にして、こんなに上手いと思わなかった、ってみんな思ったってことですかね。
ただ續明暗には、水村さんが後書きで書いている通り、致命的な瑕疵があります。
瑕疵が無いのです。
文体模倣であって作風模倣でない。村上春樹がいつも、その人とだけはちょめちょめしてくれるなと思った人と必ずする話を書きやがるとことか、山崎豊子がぐだぐだになって終わるのとか、そういう大事なとこが無い。落とし噺みたいですが、「話が破綻してない漱石なんて漱石じゃないやい」なんです。
司馬遼太郎の軍師二人(講談社文庫)という短編集に「割って、城を」という古田織部の話がありまして、へうげもの好きな人は参考に読んだら楽しいと思います(てか私はもちろんその為に読みました……)。
小説では織部はわざと国宝級の器を割って金継ぎをする、主人公は織部の芸術に対する血生臭いくらいの美意識にオエッ、というような話なのですが、水村さんもどうも、織部みたいに、金継ぎがやりたくてわざと割ってるんスよね。
織部は大切な古いものを壊す所がテーマで、續明暗は雪峯みたいに完成した時既に割れてますけど。(余談ばっかりですが、雪峯の話は、本阿弥光悦覚え書きさんの雪峯私論 序 一 二 三 終がめちゃめちゃ面白いです)
心惹かれるのは、その前にまず、おかしいとこ以外は完璧じゃなきゃだめ、なとこなのです。
勝手に漫画にするとか、勝手に続きを書くだけではだめでして、スカーレットの日本語版は、もう超訳どころの騒ぎではなく改変してるあたりは、このエントリーの条件の半分を満たすんですけど、もう半分が足りないのです。翻訳者の創作以外のとこ、特に会話とか、普通に日本語として訳が荒いから。美しすぎる器に異形の金継ぎ=完璧な翻訳にとんでもない創作だったら、と惜しまずにいられません。あれが森瑤子さんの白鳥の歌で、リアルに時間が足りなかったのだと知らなかったら、私も文句を言ってるかも。(あれは例外というか、それだけに鬼気せまるものがあって、感動的なのですが)
私が茶碗作って漆を入れても、中島先生にいい仕事とは言ってもらえないでしょうが、この東京生まれアメリカ育ちのニュージャージーの大学の先生は、渓流以外の地肌の所をだれがどう見ても漱石の手蹟になるまで書いた上でそれをやっちゃいました。まさに、そこにシビれる!あこがれるゥ!です。
私の言いたいことを、もうひとつ例えるとすると、漢詩で狂歌を作るような作業……かもしれないです。
大学の授業で漢詩を作ったのですが、あれはルールがおそろしく厳しくて、浅学な私には完全に
「シ又i吾でクロスワードを作ってる」気分でした。ピンインを必死に思い出しながらw
漢詩では、いちばん書きたい字を詩眼とか眼字と呼びますが、その詩眼だけがトチ狂って一字だけ「♥」とか書いてあるのに、それ以外は全て平仄が合っていて杜撰なところがひとつも無い、そんな作品が好きなんです。
あーやっと大奥に戻れます
よしながふみの大奥は、家光の時代の疫病によって男女比、立場が逆転した世界の徳川将軍列伝です。
5巻ほんとに面白かった。
よしなが大奥に登場する玉栄(お玉の方)は、海音寺潮五郎の「江戸城大奥列伝」ではただのアホな女扱いされてるリアル桂昌院と、吉屋信子の「徳川の夫人たち」の藤尾とのブレンドだと思いますが、生類憐れみの令に繋がる実に気の長い複線は最高な効果をあげていて、あの悪法も必然と思わされてしまう、凄い展開でした。
もうひとつ鳥肌が立ったのは、赤穂浪士に対する徳川綱吉の沙汰のくだりです。
こういう不安定な浅野内匠頭は、池波正太郎とかも書いてますが、金持ちのばーさんの吉良上野介は新しい。
またそしてそれがこんなに納得出来るとは。たぶん子供の頃「夏の友」かなんかで、"実は吉良上野介は郷土の英雄だったりします"、って話を読んだのが刷り込まれてるせいで、よけいこの仕事の出来るごうつく婆な吉良が好きですねー。全国から賄賂を集めて地元に堤防作ってくれるなんて、それなんて頼れる代議士。殿様はそうでなくては。時代に逆行してますけどね。
そして綱吉。綱吉は4巻が眠れなくなるくらい酷かっただけにもう余計惚れる。童顔で美人で攻撃的ってテンプレだし。
史実の綱吉公は前半名君・後半生は迷君って描かれることが多いですが、女綱吉は同じことしてるのに一貫してるように見えるw
四十七士に打ち首でなく切腹を命じる、その代わり男子が家督を継ぐことを禁止する、1巻から読んでたのにこの綱吉の一言でやっと、女というのは、官僚のメタファーだったのか、と気づいて思わず二度見でした。
中世が近世へ、侍が役人へ、という目に見えないカタストロフィーを、よくこんなに上手くデフォルメしたもんです。
単に美男子がいっぱい出てくるほうが楽しいからかと思っていた自分の不明を恥じます……すごいよよしながさん。
んで史実の取り入れ方が上手いので、さぞや優秀なおっさんの歴史オタのブレーンが居るのだろう、とか思ってしまいます。いや、男性なことに根拠はなにもなく、ただこの上なく効果的に使われてる「牧野成貞の献妻」のエピソードとかって吉田御殿や絵島生島と一緒で、おかず向きの題材な気がするってだけなんですが。(そういえば徳川剤順の妻豊姫が中村座行く凄いえげつない話ってどこで読んだんだろ?杉本苑子さんあたりか?もしかしたら小説宝石とかかな……)
大河ドラマの篤姫よりよほどSFな設定のはずなのに、こっちのほうが史実から逸脱しない不思議。なんと将軍は女なのに、それ以外の時代考証やらはカッチリ、これも「魂に金継ぎが入ってる話」だなあと思いました。
自分の中でここに分類されるの、もひとつ
私説三国志 天の華・地の風
北方はおろか、吉川版よりも矛盾が無く、正史もその他の資料もめっちゃ読んでないと書けない精緻さで、しかし孔明がド変態。
鳳統や姜維はまあいいとして(知力90以上だし)、法正・李厳・楊儀、そして劉禅をこんなに人間的に、魅力的に、だからこそ腹が立つ描写が出来る情熱はいったいどこから来るのやら。これでこんなに変態じゃなきゃなんて言われてますが、そうじゃないと全ての話が成り立たないという……雪峯の傷は焼成のときのものなんです。渓流のない雪峯はこの世にありえん。ってことです。これに対抗出来るのはもう酒見版しかないZ!
今後読んで考えなきゃと思ってるもの
まず、浦沢直樹の「PLUTO」と、
西原理恵子の「営業ものがたり」に収録されている「PLUTOに寄せて うつくしいのはら」。
あと、完結したらバガボンド。
吉川さんの武蔵は昔読んだけど、バガボンドもまた、大奥が男!なレベルのすげぇ金継ぎがあるそうですねー。楽しみ。
その筆頭は長らく水村美苗の「續明暗」(絶版。復刊ドットコムの通販はここ)でした。
これは完璧すぎるパスティーシュで夏目漱石の「明暗」の続きを書いた作品で、すげー面白いし、どうやら評判もいいです。
勝手に続きを書くというジャンルでは、有名どころではアレクサンドラ・リプリーの「スカーレット」はえらいこと酷評されてますが、普通はそういうもんじゃないかと思います。まああれは「風と共に去りぬ」が一応ちゃんと終わってるから余計ハードル上がってて、そこまで言うほどダメじゃないと思うのですが……
續明暗は、漫画で言うとルードヴィッヒ・Bの続編みたいなものです。(MWはあれで完結な割には「えーっ」ですが、手塚御大が言うなら仕方ないかな……なんかシューベルトも「第7番の没はわざとだお!」って言ってた説が主流らしいですね)
「明暗」は、おそらく誰が見ても「えーっここで?!」と言うであろう箇所で漱石が亡くなっているので、続・明暗は歓迎だったんだけど、いざ「續明暗」を手にして、こんなに上手いと思わなかった、ってみんな思ったってことですかね。
ただ續明暗には、水村さんが後書きで書いている通り、致命的な瑕疵があります。
瑕疵が無いのです。
文体模倣であって作風模倣でない。村上春樹がいつも、その人とだけはちょめちょめしてくれるなと思った人と必ずする話を書きやがるとことか、山崎豊子がぐだぐだになって終わるのとか、そういう大事なとこが無い。落とし噺みたいですが、「話が破綻してない漱石なんて漱石じゃないやい」なんです。
司馬遼太郎の軍師二人(講談社文庫)という短編集に「割って、城を」という古田織部の話がありまして、へうげもの好きな人は参考に読んだら楽しいと思います(てか私はもちろんその為に読みました……)。
小説では織部はわざと国宝級の器を割って金継ぎをする、主人公は織部の芸術に対する血生臭いくらいの美意識にオエッ、というような話なのですが、水村さんもどうも、織部みたいに、金継ぎがやりたくてわざと割ってるんスよね。
織部は大切な古いものを壊す所がテーマで、續明暗は雪峯みたいに完成した時既に割れてますけど。(余談ばっかりですが、雪峯の話は、本阿弥光悦覚え書きさんの雪峯私論 序 一 二 三 終がめちゃめちゃ面白いです)
心惹かれるのは、その前にまず、おかしいとこ以外は完璧じゃなきゃだめ、なとこなのです。
勝手に漫画にするとか、勝手に続きを書くだけではだめでして、スカーレットの日本語版は、もう超訳どころの騒ぎではなく改変してるあたりは、このエントリーの条件の半分を満たすんですけど、もう半分が足りないのです。翻訳者の創作以外のとこ、特に会話とか、普通に日本語として訳が荒いから。美しすぎる器に異形の金継ぎ=完璧な翻訳にとんでもない創作だったら、と惜しまずにいられません。あれが森瑤子さんの白鳥の歌で、リアルに時間が足りなかったのだと知らなかったら、私も文句を言ってるかも。(あれは例外というか、それだけに鬼気せまるものがあって、感動的なのですが)
私が茶碗作って漆を入れても、中島先生にいい仕事とは言ってもらえないでしょうが、この東京生まれアメリカ育ちのニュージャージーの大学の先生は、渓流以外の地肌の所をだれがどう見ても漱石の手蹟になるまで書いた上でそれをやっちゃいました。まさに、そこにシビれる!あこがれるゥ!です。
私の言いたいことを、もうひとつ例えるとすると、漢詩で狂歌を作るような作業……かもしれないです。
大学の授業で漢詩を作ったのですが、あれはルールがおそろしく厳しくて、浅学な私には完全に
「シ又i吾でクロスワードを作ってる」気分でした。ピンインを必死に思い出しながらw
漢詩では、いちばん書きたい字を詩眼とか眼字と呼びますが、その詩眼だけがトチ狂って一字だけ「♥」とか書いてあるのに、それ以外は全て平仄が合っていて杜撰なところがひとつも無い、そんな作品が好きなんです。
あーやっと大奥に戻れます
よしながふみの大奥は、家光の時代の疫病によって男女比、立場が逆転した世界の徳川将軍列伝です。
5巻ほんとに面白かった。
よしなが大奥に登場する玉栄(お玉の方)は、海音寺潮五郎の「江戸城大奥列伝」ではただのアホな女扱いされてるリアル桂昌院と、吉屋信子の「徳川の夫人たち」の藤尾とのブレンドだと思いますが、生類憐れみの令に繋がる実に気の長い複線は最高な効果をあげていて、あの悪法も必然と思わされてしまう、凄い展開でした。
もうひとつ鳥肌が立ったのは、赤穂浪士に対する徳川綱吉の沙汰のくだりです。
こういう不安定な浅野内匠頭は、池波正太郎とかも書いてますが、金持ちのばーさんの吉良上野介は新しい。
またそしてそれがこんなに納得出来るとは。たぶん子供の頃「夏の友」かなんかで、"実は吉良上野介は郷土の英雄だったりします"、って話を読んだのが刷り込まれてるせいで、よけいこの仕事の出来るごうつく婆な吉良が好きですねー。全国から賄賂を集めて地元に堤防作ってくれるなんて、それなんて頼れる代議士。殿様はそうでなくては。時代に逆行してますけどね。
そして綱吉。綱吉は4巻が眠れなくなるくらい酷かっただけにもう余計惚れる。童顔で美人で攻撃的ってテンプレだし。
史実の綱吉公は前半名君・後半生は迷君って描かれることが多いですが、女綱吉は同じことしてるのに一貫してるように見えるw
四十七士に打ち首でなく切腹を命じる、その代わり男子が家督を継ぐことを禁止する、1巻から読んでたのにこの綱吉の一言でやっと、女というのは、官僚のメタファーだったのか、と気づいて思わず二度見でした。
中世が近世へ、侍が役人へ、という目に見えないカタストロフィーを、よくこんなに上手くデフォルメしたもんです。
単に美男子がいっぱい出てくるほうが楽しいからかと思っていた自分の不明を恥じます……すごいよよしながさん。
んで史実の取り入れ方が上手いので、さぞや優秀なおっさんの歴史オタのブレーンが居るのだろう、とか思ってしまいます。いや、男性なことに根拠はなにもなく、ただこの上なく効果的に使われてる「牧野成貞の献妻」のエピソードとかって吉田御殿や絵島生島と一緒で、おかず向きの題材な気がするってだけなんですが。(そういえば徳川剤順の妻豊姫が中村座行く凄いえげつない話ってどこで読んだんだろ?杉本苑子さんあたりか?もしかしたら小説宝石とかかな……)
大河ドラマの篤姫よりよほどSFな設定のはずなのに、こっちのほうが史実から逸脱しない不思議。なんと将軍は女なのに、それ以外の時代考証やらはカッチリ、これも「魂に金継ぎが入ってる話」だなあと思いました。
自分の中でここに分類されるの、もひとつ
私説三国志 天の華・地の風
北方はおろか、吉川版よりも矛盾が無く、正史もその他の資料もめっちゃ読んでないと書けない精緻さで、しかし孔明がド変態。
鳳統や姜維はまあいいとして(知力90以上だし)、法正・李厳・楊儀、そして劉禅をこんなに人間的に、魅力的に、だからこそ腹が立つ描写が出来る情熱はいったいどこから来るのやら。これでこんなに変態じゃなきゃなんて言われてますが、そうじゃないと全ての話が成り立たないという……雪峯の傷は焼成のときのものなんです。渓流のない雪峯はこの世にありえん。ってことです。これに対抗出来るのはもう酒見版しかないZ!
今後読んで考えなきゃと思ってるもの
まず、浦沢直樹の「PLUTO」と、
西原理恵子の「営業ものがたり」に収録されている「PLUTOに寄せて うつくしいのはら」。
あと、完結したらバガボンド。
吉川さんの武蔵は昔読んだけど、バガボンドもまた、大奥が男!なレベルのすげぇ金継ぎがあるそうですねー。楽しみ。


